普段、洗顔してから何も付けていない顔右側に、2,000円のヒト型セラミド化粧水を塗布。
ヒト型セラミド化粧水としてはプチプラな部類に入る製品で、小鼻の角栓はどこまで減るのか?
実験内容
- 顔右側だけに毎晩1回洗顔後に塗布
- 左側は普段どおり1万円のヒト型セラミド美容液のみ塗布
- 3ヶ月継続
- 毛穴シートパックで角栓量・状態を観察
比較対象の顔左頬(高級ヒト型セラミドで年中継続中)
小鼻の毛穴に詰まった角栓量、大きさの変化。




2,000円化粧水使用(顔右頬)の変化
マイクロスコープで撮影(50倍・200倍)




劇的に減ってはいませんが、細かい角栓が減っているのが分かります。
ヒゲみたいな細いのが見えますが、これは大きくなる前の角栓です。左側にはほぼ見られないのに対して右側は多いです。
これが3ヶ月目で減っており、またさらに補足なっていることから、角栓減少効果があったと判断できます。
毛穴シートパック画像




まず鼻頭の角栓が特に減っていますが、これは普段左側だけ塗っているところ、今回の実験で右側にも塗りだしたため、より境界をハッキリさせようと丁寧に塗ったためだと思われます。普段は鼻頭ほぼ塗っていないので。
そう考えると、やはり高級セラミド美容液の効果はあるなあって。
で、肝心の右側ですが、明らかに数が減っているのが分かります。
小さい角栓は相変わらず左より多いですが、実験開始前に比べると相当減っているのが分かるでしょう。
ちなみにこれ、6~8月の皮脂がドバドバ出ている時期の実験です。
角栓は皮脂と角質が混じったもので、皮脂が多いとできやすいとされていますが、このように角質状態を整えることで角栓が減らせるということが分かりました。
【結果検証】角栓ができやすい真夏でも減少した
元々、いくつもの実験で感じていた、角栓を減らす方法は皮脂ケアよりも角質ケアのほうが効果が高い、ということが一部証明できました。
もちろん皮脂が多くなければ角栓はできづらいのですが、角質状態が良ければ皮脂が多くても角栓ができにくい、つまり毛穴詰まりを目立たなくさせることができる、というわけです。
下手に角栓を除去するより、できにくい肌にするほうが正解でしょう。
ゴミ屋敷の掃除をしても、家主のゴミを溜める習慣を変えない限りまたゴミ屋敷に戻るんですから。