よく寝た翌日はお肌が潤う。プリプリになる。この噂を実験してみました。
実験方法
連日5~5.5時間。普段の自分は最低7時間寝ないと体調がいまいち
肌のキメ状態で睡眠効果を判断。マイクロスコープで拡大撮影
実験結果
左頬の場合
左は普段からセラミド美容液で保湿ケアしています。そのため右よりキメが細かくなっています。
1日だけ寝不足解消ですがキメがハッキリしたように見えます。
連休でよく眠れました。明らかに寝不足の時とキメが違います。
たった1日1時間長く寝ただけで肌の見た目が違いました。拡大画像で見てもキメが復活しています。さらに8時間ぐっすり3日間。これはもう明らかに見た目もキメも良くなっていました。
50倍で見るとキメの変化がさらによく分かります。
右頬の場合
洗顔したあとに何も塗っていない右頬です。元からキメがあまりありません。この状態も睡眠で良くなるのか?
キメがない右頬は左のような明確な差が出ませんでした。ただ寝不足解消により「のっぺり感」少し消えています。角層がふっくらしているように見えます。
続いて50倍拡大。
ふっくらした感は若干分かりますが、やはりキメがないと睡眠効果の恩恵は低いみたい。
実験結果まとめ
たった1日ぐっすり眠るだけで肌は綺麗になる
よく寝た朝は「なんか肌がいい感じ!」と感じるのは嘘、思い込みではありませんでした。
マイクロスコープで確認しても肌のキメ、ふっくら感が変わっていたので肌は綺麗になっていると言えます。
代謝向上→肌水分量アップによるふっくら感?が原因か
たった1日、数日で肌が実際に綺麗になるわけはありません。毎日肌細胞が生まれ変わっていますが、肌表面の細胞でさえまるごと生まれ変わるのに1ヶ月かかります。
ではなぜ睡眠時間が伸びたら肌が綺麗になったのか?
マイクロスコープ画像で分かるように肌のキメがハッキリしています。肌のキメが細かくなると光の反射が細かくなり自然な透明感が出ます。
ただキメも一日で良くなることも考えづらい。となると、肌水分量が上がって肌がふっくらした。それによって萎んだ肌がそこから押し出され、見えにくくなっていたキメがハッキリ出るようになった、という結果が考えられます。
睡眠が肌水分量を増やす理由補足
アペックスの肌データから分析 新・美肌県グランプリ2020 水分量部門上位3県から学ぶ 水分量を保つライフスタイルは「質の良い睡眠」
気候とか風土もありそうですが、ぐっすり眠れている人が多い地域は肌水分量が高めとのこと。
睡眠が十分でないと代謝が悪くなり肌水分の調節機能がちゃんと働かないのが理由。
代謝なら1日で変化するので、1日や数日で肌がふっくらしてキメが細かくなるのは間違いないでしょう。
老化を遅らせると注目の「成長ホルモン」7つのすごい期待効果【予防医療最前線】
十分な睡眠は成長ホルモン分泌を促すことは有名ですが、その成長ホルモンが肌水分量に影響しています。
要はこれも代謝。よく寝ることで体液が十分に周り肌艶が良くなるということです。
もっと美肌になれるポイント
よく眠れば肌はすぐ綺麗になることが分かりました。また継続することで肌状態がさらに良くなるのは確実なので、いかに睡眠不足を続けないかが重要。
ただ普段ノンケアの顔右側は左と違いキメが復活しませんでした。
つまりキメは睡眠時間だけでは作れないということ。
肌の見た目にキメは非常に重要。ということは、睡眠時間確保に加えて、キメを作るスキンケア習慣が加わるとより美肌になれるということです。
キメを作る秘訣は保水ケアです。
各種実験で明らかになりましたが、セラミドによる毎日の保水ケアがキメを一番作ってくれています。
睡眠時間の確保とともにセラミドの保水ケアがおすすめです。