睡眠は肌に大事。
これは分かります。肌は寝ている間に特に生まれ変わるから。
このときに成長ホルモンがたくさん出て肌が作り変えられますが、それには質の高い十分な時間の睡眠が必要。
ただ謎があります。
「よく寝た次のはお肌がプルプルで潤っている」
という話。
1日で肌が生まれ変わるわけがない。
ターンオーバーは1ヶ月だぞ?
ということで、寝不足からよく寝た明くる日は本当に肌が変化しているのか?実験してみました。
1~3日の睡眠時間UPで明らかにキメが深くハッキリした
左頬の変化(セラミドケア継続中)
連日6時間睡眠(実際には5時間台多数)が1週間ほど続いて寝不足感MAXだったときからスタート。

寝不足なりにセラミドケアのおかげでキメがあります。

1日だけですがキメがハッキリしました。

連休で3日間よく寝たら明確にキメが深くなりました。
やはり睡眠は1日でも肌を綺麗にする?
50倍拡大でも比較してみます。



明確にキメの溝がハッキリしているのが分かります。
右頬の変化(普段からノンケア)は変化が分かりにくかった
洗顔したあとに何も塗っていない右頬です。
元からキメがあまりありません。
この状態も睡眠で良くなるのか?

キメがぼんやり。

キメが、というよりふっくら感が出ています。

なんとなくふっくら感。
左頬みたいな明確な差は出ず。
続いて50倍拡大。



引いて見るとなおさら差が分かりにくくなりました。
1日数日でも肌状態が良くなるのは嘘じゃなかった
右頬は差が微妙でしたが、左頬は明確にキメがハッキリして肌状態が良くなっているのが分かりました。
なのでよく寝たからお肌ぷるぷる~♪というのは、何も思い込みの戯言でもなかったようです。
肌が変わったというより水分量が上がった?
当たり前ですが肌(ここでは角質細胞)が数日で入れ替わることはありません。
今見えている肌の細胞は1ヶ月近く前に生まれたもので、ピーリングで剥がして裏の肌細胞を出しても1週間くらい早く生まれたくらいです。
つまり数日で肌状態が変化することは考えられません。
睡眠不足を解消して1ヶ月後以降に変化が徐々に出てくるはず。ノンケア状態からセラミド保湿したときも1ヶ月で差が見えだしています。
じゃあなんでキメがハッキリしたのか?
というと、分かんないですけど水分量が増したんじゃないでしょうか?
睡眠の質と肌水分量は一定の関係性がある
やはり成長ホルモンとかホルモン関係じゃないでしょうか。
よく眠ると肌水分量は増える可能性がある。
肌細胞は急に変わりませんが、肌の裏から染み出してくる水分は1日で変化できるでしょう。染み出すだけなので。
となると1日で肌の潤いが感じられるようになった、ふっくらした、というのは勘違いじゃないかもしれません。
キメがあるとふっくらしやすい
でははぜ左頬だけキメがハッキリしてふっくら感が強くなったのか?
これはセラミド量の違いかもしれません。
角層の水分は主にセラミド同士が間に水分を挟み込んで保持します。
左は普段からセラミドで保湿しています。右はノンケア。
どう考えても自前のセラミドも増えているはずで左右のセラミド量は差があるはず。
- 質の高い睡眠で水が肌に染み出してきた
- セラミドが多い左は水分を保持できたのでふっくらした
- セラミドが少ない右は水分を保持できず蒸散したからあまり変わらなかった
というのがメカニズムかな?
予想ですけどね。
質の高い睡眠は即効性もこれからの美肌に影響大だと言える
結論として睡眠は1日でも美肌効果はあると言えるでしょう。
そして肌水分量が豊富な状態はターンオーバーをより整える環境を生みます。
つまり今度の肌細胞を綺麗にしていく力も増える。
短期的にも長期的にも睡眠は肌にめちゃくちゃ影響を与えるということです。